通販事業と出版事業の考え方
出版3社がAmazonへの出荷停止を発表
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140512_647894.html …
日本の出版業界にある返品制度という特殊な考え方と、
そうした商習慣がないAMAZONとの考え方の違い。
消費者が真の恩恵を得られるのははたしてどちらの考え方なのか
ただ、いま通販での書籍販売先としてはAMAZONは最大顧客となるわけです。
AMAZONへの出荷停止を決めた出版各社には相当の覚悟を持った上での
判断だったと思われます。
また、佐川急便のAMAZON物流撤退も以前大きな話題になりました。
顧客へ提供する通販の最大の価値が安い価格ということなのか
それ以外の価値で通販事業が発展し、生き残る道とはなんなのか
今、「オムニチャンネル」という販売形式に関する考え方がクローズアップされています
ただこの販売形式は大変大きな資本や環境を用意する必要もあり
すべての通販事業者が取り組めるとは思えません。
顧客の求める絶対的な価値と通販事業者のサービスが合致したとき
その通販事業者の存在意義になるのだと思います。
そしてその価値は通販事業者の持つ独自の製品やサービスによるものだと確信します。
価格だけでなく、それ以上の価値をお客様と一緒に模索することが
私ども物流事業者の仕事だと感じています。
« すき屋の批判はするけれど | トップページ | PC遠隔操作事件の結末 »
「雑記・雑談」カテゴリの記事
- 物流ストップの判断(2023.01.27)
- 寒波襲来の予報(2023.01.23)
- 世界的半導体不足の実情(2023.01.20)
- 2023年が動き出す(2023.01.10)
- 2023年ひまわりユアハンズ宜しくお願いいたします(2023.01.05)
コメント