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2014年5月23日 (金)

PC遠隔操作事件の結末

2012年からおきていたPC遠隔操作事件、事件は片山被告の犯行を認める発言で
急展開になりました。

そもそもこのPC遠隔操作事件はパソコンに入り込んだウイルスを使って
無差別の殺害予告を拡販し、それにより誤認逮捕が多数でるなど
いまのコンピュータ、ネット社会を象徴するような事件でした。

国家に対して挑発するように巧妙な手段で繰り返される犯行予告に
警察は翻弄され、各種状況証拠により逮捕された片山被告に対しても
決定的な証拠とはなり得ない状況で拘留期間が延びていくなど
異例づくしの捜査だったのではないでしょうか?

ほんの10年前ならこうした犯罪はまだ一般人にはかかわりのない
一部の世界での話だったかもしれませんが、
いまはこうしたインターネットを利用した生活が、仕事にも一般の買い物でも
日常化してきています。

生活の中で発生するさまざまな情報は即時デジタル化され、共有化され
私たちの手元だけでなく第3者の元にも届くようになってきています。

今回世間を騒がせた片山被告ですが、いい年をした大人であるのにもかかわらず
その犯行内容や逮捕の決め手になった行動についても子供じみていて
なにか、「自分だけは許されている。自分だけは嘘をつきとおせる」と
思い込んでいるような感じを受けました。

こうした幼稚な考えを持つ大人がとても増え、そして無責任な発言を
インターネットを通して発信しているということなのですね。
世の中にあふれる情報もどんな人が発信しているのか把握することが
とても重要なのだと思います。

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