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2014年5月

2014年5月29日 (木)

荷物の破棄に関する輸送事業者の判断とは?


http://mainichi.jp/select/news/20140528k0000e040214000c.html

ゆうパック:「遅配でクワガタ全滅」採集家が日本郵便提訴

宅配サービス「ゆうパック」の配達が遅れたことが原因で荷物のクワガタ240匹が死に、死骸も無断で捨てられたとして、大阪府の昆虫採集家の男性が、日本郵便(東京都千代田区)を相手取り、19万2000円の賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。同種のクワガタは数千〜数万円で取引され、標本の価値も高いという。28日に第1回口頭弁論があり、日本郵便側は争う姿勢を示した。

ゆうぱっく側からすれば、昆虫などの生き物は郵送途中に死ぬ可能性もあり、
持ち主との合意の上で免責条件になっているということですが

扱い、廃棄に関して約款がないということは、本来扱ってはいけない品物でもあるということです。
こうしたあいまいな判断、判定が発生する物流業務は依頼側も事業側にも取り返しのつかない事態を
招く原因になりえます。本件はそういった事象だったといえるでしょう。

2014年5月26日 (月)

日本郵政 通販向け新サービス

日本郵政、6月1日より
小型物品配送向けサービスの拡充 ~ゆうパケットの取扱開始

条件:概要は以下の通り

>>>>>

大きさ・厚さ 3 辺計 60cm 以下、長辺 34cm 以下、厚さ 3cm 以下
重 量 1kg 以下
配 達 日 月曜日~日曜日

受取人さまのご自宅等の郵便受箱に投函するサービスです。追跡サービスの提供及び日曜日・
祝日の配達を行うほか、当日配達、配達日指定等の付加サービスも提供いたします。
また、宅配便よりも低コストでご利用いただけます。

● 差出日のおおむね翌日~翌々日に配達いたします(お届け先が遠方の場合や離島等一部地域あて
の場合を除きます。)。
● 受取人さまに、お受取りのためにご自宅等にいていただく必要がありません。
● ゆうパケットのご利用には、あらかじめご契約いただく必要があります。

>>>>>

あくまでも法人登録が前提で運賃も事業者により異なるとのことですが
自宅のポスト投函による着時での不在でもOKで
かつ、通常の路線便(サイズ的には60サイズ以下で厚みが3cm、長さ34cm以下)
より価格がおさえられるかどうか、そして、配達後の商品紛失など想定できるトラブルの
対応などをどうするか、メリットもたくさんありそうなサービスです。

具体的には、・書籍・CD、DVD・夏物衣料、下着・カタログギフト・商品券
などといった物が対象になるでしょうか?

一番問題になるのは商品紛失の対策です。
性善説で受取人の対応に期待するしかないのですが、
ここで不正が発生した場合、その責任を事情者のどの範囲で対応するのか

安価なサービスであったとしてもここの扱いが最大のネックになるかも
しれません。

本来ならば、こうした通販の広がりにあわせて、自宅におかれるポストにも
通販商品を保管できるような物が作られると良いのかもしれません。

荷物入り口が20cmX40cmくらいの入れるだけ可能な構造で、
投函時に自宅インターホンと同じように映像による記録が可能な装置をつけて
投函証明が配達員に自動発行される・・・みたいな

いずれそういう物がどの家庭にも設置されている世の中になるかもしれませんね

2014年5月23日 (金)

PC遠隔操作事件の結末

2012年からおきていたPC遠隔操作事件、事件は片山被告の犯行を認める発言で
急展開になりました。

そもそもこのPC遠隔操作事件はパソコンに入り込んだウイルスを使って
無差別の殺害予告を拡販し、それにより誤認逮捕が多数でるなど
いまのコンピュータ、ネット社会を象徴するような事件でした。

国家に対して挑発するように巧妙な手段で繰り返される犯行予告に
警察は翻弄され、各種状況証拠により逮捕された片山被告に対しても
決定的な証拠とはなり得ない状況で拘留期間が延びていくなど
異例づくしの捜査だったのではないでしょうか?

ほんの10年前ならこうした犯罪はまだ一般人にはかかわりのない
一部の世界での話だったかもしれませんが、
いまはこうしたインターネットを利用した生活が、仕事にも一般の買い物でも
日常化してきています。

生活の中で発生するさまざまな情報は即時デジタル化され、共有化され
私たちの手元だけでなく第3者の元にも届くようになってきています。

今回世間を騒がせた片山被告ですが、いい年をした大人であるのにもかかわらず
その犯行内容や逮捕の決め手になった行動についても子供じみていて
なにか、「自分だけは許されている。自分だけは嘘をつきとおせる」と
思い込んでいるような感じを受けました。

こうした幼稚な考えを持つ大人がとても増え、そして無責任な発言を
インターネットを通して発信しているということなのですね。
世の中にあふれる情報もどんな人が発信しているのか把握することが
とても重要なのだと思います。

2014年5月20日 (火)

通販事業と出版事業の考え方

出版3社がAmazonへの出荷停止を発表
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140512_647894.html …

日本の出版業界にある返品制度という特殊な考え方と、
そうした商習慣がないAMAZONとの考え方の違い。
消費者が真の恩恵を得られるのははたしてどちらの考え方なのか

ただ、いま通販での書籍販売先としてはAMAZONは最大顧客となるわけです。
AMAZONへの出荷停止を決めた出版各社には相当の覚悟を持った上での
判断だったと思われます。

また、佐川急便のAMAZON物流撤退も以前大きな話題になりました。

顧客へ提供する通販の最大の価値が安い価格ということなのか
それ以外の価値で通販事業が発展し、生き残る道とはなんなのか

今、「オムニチャンネル」という販売形式に関する考え方がクローズアップされています
ただこの販売形式は大変大きな資本や環境を用意する必要もあり
すべての通販事業者が取り組めるとは思えません。

顧客の求める絶対的な価値と通販事業者のサービスが合致したとき
その通販事業者の存在意義になるのだと思います。
そしてその価値は通販事業者の持つ独自の製品やサービスによるものだと確信します。
価格だけでなく、それ以上の価値をお客様と一緒に模索することが
私ども物流事業者の仕事だと感じています。

2014年5月19日 (月)

すき屋の批判はするけれど

先日、同郷の友人と世間話をしている中で、すき屋の話題がありました。

友人いわく、すき屋の仕事に対する姿勢は許せない。従業員1人だけで
深夜勤務をさせて、注文とり、調理、配膳、片付け、支払い対応まで
させるのは労働法規に準じていない。さらに深夜の一人勤務は
強盗などの犯罪に巻き込まれたら逃げられない。現在すき屋で休店している
店舗が多いが当然だ。

たしかに、働いている人たちの立場で考えるとそういう批判ももっともだとは
思いましたが、流通事業者からすると
そういったすき屋をはじめとした流通、物流、店舗側の必至のコストダウンの
努力や働きかけがあって、一杯360円という価格の牛丼があり、多種多様な
メニューがあるわけで、こういった価格やサービスは最終的にはそれを
利用する消費者が一番恩恵を受けいているわけです。

また、諸外国の方々が日本にくると、日本の物価は高いと聞いていたが
牛丼などこんなにおいしいものがおなか一杯、500円で食べられるなんて
信じられない!と驚くそうです。

こうした低価格で高品質な物やサービスは、日本の誇らしい部分でもあると同時に
その恩恵にあずかっている一般消費者がこうした価値にたいしてどんどん鈍感に
なってきていることの怖さも感じています。

もともと価値のある物が安く手に入るのであれば、それは恩恵を受ける側からすると
すばらしく得をしていることになるでしょう。

しかし価値のある品物が安価に入手できることが、特殊な理由による自分だけの
恩恵なのか、それとも世間一般の人たちが等しく得られる恩恵なのか。

昔はこうした恩恵の得られるようなディスカウント店やわけあり品販売は
ごく一部の地域、商店に限られていましたが、いまはそうではありませんね
ここ20年くらいの日本は、本来価値ある品物を安価な品物にするための努力だけを
していたのではないか、そんなことを友人との雑談の中でふと感じました。

2014年5月15日 (木)

通販ソリューション展

東京ビックサイトで開催されている通販ソリューション展に行ってきました。

通信販売の販促、DM、物流、保管、出荷管理、売上管理など
通販に関わる物流に必要な機器、サービスの展示相談会場となっています。

今回の展示会では、高価な業務用ハンディリーダー(バーコードリーダー)と
民生品であるスマートフォンやタブレット端末を組み合わせた
物流機器が何社か展示されていました。

従来、在庫管理などを行うWMS(ウェアハウス マネジメント システム=倉庫管理システム)は
倉庫内の各種計算、集計地点としてはデスクトップPCやノートPCを利用していましたが
昨今進歩のめざましいスマートフォンやタブレット端末はこうしたパソコンの代わりを
十分にこなす性能をもっており、今後も利用はますます増えていくと思われます。

ただし、こうした先進の設備も正しい認識と管理手段に基づいた運用を
行わないと成果がでません。

私ども(株)ひまわりユアハンズでもこの通販ソリューションに関しては
お客様のご要望にこたえられるよう、商品取り扱い、保管管理、出荷体制など
各種運用提案を含めご提供させていただいています。

2014年5月12日 (月)

異常をそのままにしないことの大切さ

韓国の地下鉄で事故が発生。

先日おこった客船事故の後におきた社会インフラに関わる重大事故なだけに
大きな衝撃と話題になっています。

各種報道を見ていると、管理センター内にて発生した信号機エラーを
そのまま放置していたのが原因のひとつということ。

私どもの扱っている物流、流通の世界では
こうした通常運用外の異常状態にいかに早く気がつき、かつ異常発生の際には
即座に対応をして、扱い商品に問題が発生しないよう作業環境を整備します。

作業前にどれだけ異常が発生する可能性があるか、その異常(人的なミス)発生を
どのように作業中気がつくように作業現場を準備して、作業者に指導ができるか
そして異常が発生した場合、直ちに作業を中断して、正常に戻せるか
さまざまな角度から検証をし、準備をします。

作業現場上への作業指示書の貼り付けや、各種チェックポイントでの
検品、検数作業など、加工作業外に必要な工数が多分に必要になるのですが
これは非常に重要な工数でして、これを抜いてしまうと
異常に気づかずに、製品が出荷されてしまう可能性もあるのです。

こうした異常に気がつく作業現場と作業者を準備することも
私どもの持っている物流、流通業務のノウハウのひとつなのです。

2014年5月10日 (土)

ご来場ありがとうございました

弊社社長品川礼子が入選した国展にご来場いただいた
関係各位の皆様、ありがとうございました

品川礼子は会場におりませんが
大変感謝しております。

御礼申し上げます。

弊社の商談ブースには品川礼子の撮影した
作品が多数展示しております。
ご来社の際にはご覧ください。

2014年5月 7日 (水)

バーベキュー

大型連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は親戚、友人家族を自宅に招いて
バーベキューパーティーを行いました。

前日から食材や炭の準備をしたり
準備も含めて楽しみました。

当日は7家族で4歳以下の子供が10人が
賑やかに楽しい時間を共有しました。

私は肉を食べるのは苦手なんですが
バーベキューで肉を焼くのは好きです。

2014年5月 1日 (木)

見えないからこその責任と信頼

5月1日版 日本ネット経済新聞と、週刊 通販新聞の一面は
どちらも楽天で発生した二重価格表示問題について大きく取り上げていました。

これは、楽天社員が出展社に対して、二重価格表示を指示していたことが
楽天の調査によりわかったとのこと。

二重価格表示問題は、通常の価格表示を引き上げて表示を行い、
その引き上げた価格に対して大きな割引率で商品を販売していると
見せかけることです。

通信販売の利用は、利用者からすれば、
売り手の顔が見えない。
商品が届くまでどのような状態か見えない。
どのような環境で出荷されたのか見えない。
という、販売会社に対する信用を前提になりたっている販売方法です。

今でこそ、ネット通販を利用した商品の購入にこうした「見えない」ことでの
不安を感じることが少なくなってきましたが、それはここ十数年の間の
通販事業者や物流事業者の実直な働きやお客様への対応が
信頼として世間に認められてきたからだと思います。

こうしたお互いが「見えない」状態でも信頼がおける商取引が続けていけるには
今回のような不正はあってはならないことです。
このような事が今後起こらないような再発防止の仕組みと発生した場合の
ペナルティーを明確にして欲しいものです。

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