築地と豊洲
SCM共同ネット研究会セミナーで東京都築地市場の豊洲移転についての公演を聴いてきました。
都民の台所を担うとされている築地市場ですが、
以前のような魚問屋から商店街の鮮魚店、すし屋などへの物流から
大手スーパーの売り上げや扱いが多くなった影響で
鮮魚の扱い量、売上高ともに徐々に少なくなってきているのが現状です。
大手スーパーは自前の鮮魚、野菜などの物流センターを持ち、築地を利用することがないからです。
それでも、国内でもっとも大きい市場である築地です。
しかし、昭和30年代から稼動している築地市場は老朽化も目立ち、
なにより、現在の食品衛生の概念では対応できないような設備で
運用を続けている状態でもあります。
館内保冷もままならず、衛生面でも最適とは言いがたい状態です。
豊洲移転についても、さまざまな問題や設備の違いによる混乱は予測されます。
予測される混乱は、事前に万全の対策と準備をすることで、小さくすることが可能です。
豊洲市場移転が成功できるよう、関連各所にはがんばっていただきたいと思います。
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