ソチオリンピック閉幕 スポーツと心の豊かさ
熱戦のつづいたソチオリンピックが閉幕しました。
冬のオリンピック、ウインタースポーツは他の競技と比べると
認知度の低いものが多く、過去は盛り上がらないことが多かったのですが
長野オリンピック以降、注目をされる種目が増えてきた気がします。
カルガリーオリンピックのころは日本ではスケート競技くらいしか
競争力がなく、伊藤みどりさんの演技が会場で大変好評だったので
フィギュア競技が徐々に注目されてきた時期でした。
そのころから、アイスホッケーやアルペン競技など
大変面白い種目がたくさんありましたが、日本人選手が出場していない種目は
テレビで放映されないことも多く、なかなか魅力が伝りませんでした。
今回のオリンピックでは
フィギュアスケートだけでなく
ジャンプ、複合、スノーボードアルペン・ハーフパイプ、スピードスケート
カーリング、女子アイスホッケーと
多岐にわたる競技が注目されました。
そしてメダル絶対主義の観戦から、がんばっている選手の
人柄、活動、心情に感情移入して応援をする見方に変わってきています。
人に感動を与えるのはメダルの色、結果だけでないことを
選手の皆さんはさまざまな形で私たちに伝えてくれました。
88年のカルガリー大会では、「クールランニング」で有名なジャマイカのボブスレーチームや
5位でしたが、会場の人気は一番だった伊藤みどりさんの女子フィギュアがありました
ソチオリンピックでもこれら伝説的な競技と同様かそれ以上の
感動的場面がたくさんありました。
そしてそういう場面を日本中で共有できたことがとてもすばらしい
成績は振るわなくても、見る人に感動を与える、そして感動ができる
スポーツのすばらしさを再発見した今回のオリンピックでした。
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