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2014年2月

2014年2月28日 (金)

交通網大混乱

2月21日の大雪の影響で関東甲信越地方の物流は大混乱をしました。
関東の西から西北部の平野に降り積もった50~80cmの雪は
除雪設備を持ち合わせていない市町村の道路という道路を埋め尽くし
トラックはむろんのこと、個人で利用する乗用車も使用不能という状況

22日から23日の間に、幹線道路は大まかな除雪がされましたが
住宅地内の道路、市道など細い道はまったく手がつかず。

そんな中、現在の物流ではなくてはならない、路線便宅配業者が
しばらくの間まったく運用が不能になる事態となり
弊社含め、関東の荷物取り扱いしている倉庫、DCセンター、メーカーなど
影響が大きかったと思われます。

今回の大雪で印象的だったのが、同じ関東でも積雪が20cm程度だった平野部との意識の違いです。
20cm以下の積雪ですんだ関東平野部は特に人口も多い大量消費地でもあります。
その地域が通常の流通業務を行っている中、物流の中継地でもあり、導線でもある
地域が大雪で完全に麻痺をしている状況になっているという。
物を送りたい、送ってもらいたいという要求に対して、それが不可能な状況であることを
適切に伝える方法が少ないという困った状態がしばらく続きました。

交通が完全に麻痺して、トラックの配車がままならない運送会社では
都心近郊の取引先からずいぶんと無理を言われて困ったという話をよく聞きました。

まもなく春になり、大雪の心配もなくなってくると思いますが
大雪の心配のないうちに、家庭ではスコップを準備しておくなど
いざというときの備えをしておくとよいのかもしれませんね。

2014年2月26日 (水)

築地と豊洲

SCM共同ネット研究会セミナーで東京都築地市場の豊洲移転についての公演を聴いてきました。

都民の台所を担うとされている築地市場ですが、
以前のような魚問屋から商店街の鮮魚店、すし屋などへの物流から
大手スーパーの売り上げや扱いが多くなった影響で
鮮魚の扱い量、売上高ともに徐々に少なくなってきているのが現状です。
大手スーパーは自前の鮮魚、野菜などの物流センターを持ち、築地を利用することがないからです。

それでも、国内でもっとも大きい市場である築地です。
しかし、昭和30年代から稼動している築地市場は老朽化も目立ち、
なにより、現在の食品衛生の概念では対応できないような設備で
運用を続けている状態でもあります。
館内保冷もままならず、衛生面でも最適とは言いがたい状態です。

豊洲移転についても、さまざまな問題や設備の違いによる混乱は予測されます。
予測される混乱は、事前に万全の対策と準備をすることで、小さくすることが可能です。
豊洲市場移転が成功できるよう、関連各所にはがんばっていただきたいと思います。

2014年2月24日 (月)

ソチオリンピック閉幕 スポーツと心の豊かさ

熱戦のつづいたソチオリンピックが閉幕しました。
冬のオリンピック、ウインタースポーツは他の競技と比べると
認知度の低いものが多く、過去は盛り上がらないことが多かったのですが
長野オリンピック以降、注目をされる種目が増えてきた気がします。

カルガリーオリンピックのころは日本ではスケート競技くらいしか
競争力がなく、伊藤みどりさんの演技が会場で大変好評だったので
フィギュア競技が徐々に注目されてきた時期でした。

そのころから、アイスホッケーやアルペン競技など
大変面白い種目がたくさんありましたが、日本人選手が出場していない種目は
テレビで放映されないことも多く、なかなか魅力が伝りませんでした。

今回のオリンピックでは
フィギュアスケートだけでなく
ジャンプ、複合、スノーボードアルペン・ハーフパイプ、スピードスケート
カーリング、女子アイスホッケーと
多岐にわたる競技が注目されました。
そしてメダル絶対主義の観戦から、がんばっている選手の
人柄、活動、心情に感情移入して応援をする見方に変わってきています。

人に感動を与えるのはメダルの色、結果だけでないことを
選手の皆さんはさまざまな形で私たちに伝えてくれました。

88年のカルガリー大会では、「クールランニング」で有名なジャマイカのボブスレーチームや
5位でしたが、会場の人気は一番だった伊藤みどりさんの女子フィギュアがありました

ソチオリンピックでもこれら伝説的な競技と同様かそれ以上の
感動的場面がたくさんありました。
そしてそういう場面を日本中で共有できたことがとてもすばらしい

成績は振るわなくても、見る人に感動を与える、そして感動ができる
スポーツのすばらしさを再発見した今回のオリンピックでした。

2014年2月21日 (金)

ソチオリンピック終盤

ソチオリンピックも23日の閉幕まであとわずか
日本期待の女子フィギュアは浅田真央選手の成績は振るいませんでしたが
最後に満足のいく演技ができたみたいでよかったですね。

今回のオリンピック、メダルの成績を見ていると、夏のロンドンオリンピックと
共通点があります。

メダル獲得の競技数が前回の大会よりも増えているが、
金メダルの獲得競技が少ない

という点です。

日本で人気があったり、強化が順調にされたオリンピック競技は
年々増えているのだと思いますが、ここ一番の勝負に勝ちきれない
気持ちの整理がつかず、実力が出せない選手が多いのかも
しれません。
実力はあるのに勿体無いとは思いますが、こういった点もある意味
日本人らしいのかなぁ~なんて思ったりします。

2014年2月18日 (火)

すごい大雪の真っ只中

先週末の関東地方の大雪は18日現在でも流通網の切断のため遅配や集荷不能など様々な影響が出ています。

もう雪の影響がなくなった地域の方々からすれば
どこでどう、なにが問題が残っているのかわかりづらいと思います。

私共のいるここ館林周辺は17日には通常と同じ生活に戻っていたのですが
私は妻の実家に用事があり、金曜日夜から昨日まで
前橋市のとなりの渋川市へ行っておりました

群馬県前橋市周辺は75cmほどの積雪となり
妻の実家周りも土曜日の朝は70〜80cmの積雪で
車の移動はむろん歩きでの移動もほぼ不可能な状態でした

まず被害があったのが周辺のビニールハウス
そして簡易なカーポート
どちらも周辺のほぼ全ての物が雪の重みで潰されていました
かろうじて持ちこたえていたカーポートから車を外に出そうとしても70cm以上の雪の壁に阻まれます

このような大雪はこの地域では経験がなく
周辺の道路まで完全に雪(机の高さくらいはあります)に覆われた状態からどうやって復旧させるのか?手段も方法もわからないのです

大きな国道や幹線道路には除雪車が入ったようです
群馬県内で550台の除雪車が動員されました
しかし、一般家庭に繋がる小さな私道、公共の道路までは除雪車は来ません。道幅が狭くて入れないそうです。





結局こうした道に関しては地域の住民が協力して雪をどかしてなんとか車が通れるようにするしかないのです。
様々な場所で発生している交通網の遮断と同時に
こういった場所で生活している方々の出勤についも相当の影響があったと思われます。






備えがない状態の自然災害に対しては人間は無力です。
今回は山梨、群馬などでこのような影響がでましたが
次に関東のどの地域で同じ状況が発生するか予想は難しいです
最後は人間の力で対応するしかありません
スコップなどの備えをしておきましょう

2014年2月12日 (水)

オリンピック 萎縮か高揚か

ソチオリンピック開催中ですね!

日本選手の皆さんも世界の方々に負けない頑張りを見せてくれている様子です。
本日(2月12日)段階では、期待されていた女子スキージャンプや男子500mスケートなど
思ったような結果や成績が残せなかった選手がいる一方、
男子ハーフパイプでは期待以上の成績を残したりと、
見ている側の思惑や選手自身の能力では測りきれない
オリンピックならではの様相が展開されています。

過去、冬季オリンピックでは成績の残せなかった日本ですが
長野オリンピック前後から冬季でもメダルを複数獲得できる期待のできる
競技や選手が増えてきました。

ただし、傾向とすると
オリンピックに新規に採用された競技でメダル獲得をするケースも多く
また、その後競技人口が世界で増えると競争に負けてしまうケースもあり
お家芸というまでの強豪国になっている冬季競技というのは
日本ではないのではないかな~なんて思います。

特に冬季オリンピックの競技は練習にしろ遠征にしろお金のかかる競技が
多く、国や企業の支援無しにはなかなか強い選手を育てづらい状況と
いうのがあると思います。
そんな中、日本代表としてオリンピックに出場している選手の方々には
選手本人や、家族の様々な負担や努力を日々されているはずで
選手の方々には納得の行く結果がだせるよう祈願せずにはいられません。

オリンピックを4年に一度、日本人がどのようにそのスポーツに対して
取り組んできたか、応援してこれたかを考えながら競技を見たり
結果を見たりするのも一興かもしれません。
スピードスケートではオランダの躍進が素晴らしいですし
フィギュアスケートもロシアの復活が明らかですね

毎回、オリンピックでは、世界選手権優勝選手や世界ランキング1位の選手が
メダルを逃したり、不振で思わぬ結果になったりすることがありますが
こういった大舞台で、萎縮してしまい、思ったように能力が発揮タイプの人
逆に高揚して実力以上の能力が出てしまうタイプの人がいると思います。
人間ですから大舞台で緊張しない方がおかしいくらいなのですが
実力以上のものが出てしまうタイプの人は人生色々と得だなぁなんて思います。

2014年2月10日 (月)

雪処理

土曜日の関東の大雪の影響で
朝の車内駐車場が大変なことになっていました

10cm以上の雪が残っています

早朝早出して除雪作業をしました
雪国ではあたりまえに対応している
ことなのでしょうか?

雪かきしすぎで腰が痛い!

2014年2月 7日 (金)

ソニーVAIO事業を売却

ソニーがパソコンブランドVAIOの事業を他社へ売却する方針を発表しました。

windows95が発売され、日本のオフィスや家庭にパソコンとインターネットがの
普及が一気に始まった1996年ごろ

長い期間、課程用PCの販売をやめていたソニーが発売したノートパソコン

VAIO 505シリーズ

パソコンは黒い仕事の道具という概念を打ち破るデザインと機能性で
大人気となり、ソニーPC復活の起爆剤となりました。

私も VAIO C1というパソコンを所有していて、これは1999年頃購入したのですが
2010年くらいまで使っていました。

この事業の撤退を伝える記事は、技術のソニー没落などと表現するものが
多いですが、実際のところ、オフィスで事務に利用する以外のパソコンの
用途というと、
・インターネットを見る
・メールを使う
・動画を見る
・会社の仕事の続きをする
このくらいがほとんどなわけですから、収益の落ちていく事業に資本を投入
しつづける必要はたしかに無いと思います。

実際、VAIO505の時代は1台20万円前後だったノートパソコンも
今では中国メーカーなど5万円から選べる時代

一般のユーザーは今後、パソコンよりもタブレットやスマホを利用する機会
がどんどん増えていくでしょう。


ただ、私たち40代の世代は
ソニーの革新的製品に影響を一番受けてきた世代でもあります。

ビデオカメラ、ウォークマン、VAIO、AIBO、プレイステーション
ソニー製の携帯電話もデザインや大きさ、特殊なスイッチなどを
オリジナリティに溢れる製品でした。

これからのソニーに期待したいのは
そんなソニー黄金期を体験した我々をもう一度驚かせ、興奮させてくれる
ような製品を開発してくれることです。

具体的には、どこも追求できないくらい圧倒的に小さく薄く、高品質なデザインなもの
普段の生活にちょっとした夢と所得欲を満たしてくれるような
メーカーでい続けて欲しいです。

2014年2月 3日 (月)

ひな人形の値段 高い?安い?

下の娘が今年初節句となるので、雛人形を買いに行きました。
長女がお内裏様とお姫様を持っているので、下の子は市松人形かつるし雛か
どちらかを買ってあげようか思案中。

お店には多様な人形が飾られていて、値段も数万円から数十万円まで
大きさも質も多種多様ですね。

私はこういった雛人形の知識を持ち合わせていないので
値段の高いもの=品質の良いものという漠然としたイメージがあるのですが
目利きができればお人形の顔や服で程度がわかるのだと思います。

お店に張ってあった「節句人形の選び方」というポスターにはこんな文言が
書いてありました。

「人形は価格のわかりにくい商品です。
それをいいことに価格の安さだけを誇大に強調する広告の販売店は要注意です。」

たしかに、普段利用する物とちがい、比較する要素が少ないものですから
その価格に対して適正かどうかはわかりずらいですね
テレビのバラエティで見かける「格付けゲーム」みたいなことをしたら
全然わからないと思います。

こういった商品を買うときは適切なアドバイスをくれる方にお願いをしたいのですが
このお店では日本人形協会に加盟した 協会認定の節句人形アドバイザーが
いて、色々と人形に関することを教えてくれました。
聞いてみてなるほど納得となるのですが・・・

実はこういった良くわからない値段というのは、我々物流事業者も
世間の皆様には値段の根拠がわからないとよく言われます。

弊社がご説明する時には、作業に関わる平均的な工数(時間)と
それを行う環境(場所・人数など)を数値化して、弊社にお支払いいただく
価格の裏付けとしてご提示するようにしています。

その他保管料などの金額に関しては、近隣地域の相場を
都内周辺から順に価格順にご説明させていただきます。

これら情報をお客様と共有していただくことで、品質と価格の維持をさせて
いただいてます。
ご不明の事がありましたら、なんなりとご連絡いただけますようお願いいたします。

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