悪意から生活を守る方法とは
群馬県大泉町のアクリフーズ群馬工場で農薬が混入された事件は
契約社員(準社員と社内では呼称)の容疑者逮捕という展開となっています。
さまざまな憶測が流れ、これからさまざまな調査がされていき
真実が空かされていくのでしょうが
ひとつだけ言えるのはこの犯罪は純然たる悪意の中で実行された
犯行であり、それにより、健康被害を得た消費者の方はもちろん
多大な損失をうけた会社や親会社、そしてその影響で仕事が無くなったり
所得が大幅に減ったりする可能性のある、真面目に働いている
他の従業員の方々の被害や気持ちは言い尽くせないものがあると
思います。
犯罪事態は、こういった行動を起こした本人を追及するべきでしょうが
報道番組では、こういった犯罪に走る背景、社会情勢など総合して
なにが悪いのか、日本の雇用や労働に関する仕組みは間違っていないのか
さまざまな論調が沸き起こっています。
所得の格差や、それにともなう労働の意欲、責任感の有無というのは
今も昔も問題にされる事柄で、日本だけでなく世界でも同じようなことは
問題になっています。
能力によって所得に格差が出てしまうのは、これは労働に対する付加価値
になるわけですから当然です。しかし、戦後70年近く経過して世の中全体に
漂う、既得権益を持つもの、もたざるものの差ということによって、
今後色々なところで不満を元にする悪意がはびこるのでないかと
心配になります。
全ての人が、意欲をもって働ける環境や社会作りというのが
これからも大切なのだと感じるのです。
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