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2013年11月15日 (金)

SCM共同ネット研究会 物流セミナー

(社)SCM共同ネット研究会の主催するセミナーに参加してきました。

流通経済大学の矢野祐児教授の講演で、「物流市場の近未来展望」という内容でしたが
大変興味深い内容の講義でした。

矢野教授が考える今後の物流を考える上での疑問をベースに
独自の視点、論点にて今後の展望を鋭く予測し、また提言をされていました。

特に、これからの商流・物流にとても大きく影響を及ぼす(すでに及ぼしている)
ネット通販と物流、そしてネット通販と店舗販売の関係性については
すでに事象として始まりつつある流れも踏まえて、私たちの仕事と生活に直結していきます。

事業者側から見た昨今の物流コスト引き下げの要点としては、
とにもかくにも、配送費用を中心とした配送・輸送コストの引き下げと
その引き下げ分の顧客への還元による値下げ・販売効果をいうのが目的だったと思われますが
ここ数年、肝心の輸送コストは上昇傾向にあり、大手路線便各社・中小運送会社ともども
いままでのような価格競争に対応した価格の引き下げには応じられない
または、値上げをしていかなくてはならない状況をなってきています。

配送料金の引き下げ効果も加味した状況の中で昨今増えていた物流拠点の統合・集約
という流れが、輸配送コストの上昇に伴い、むしろ地方にある程度の物流拠点を分散する
形の方が総費用が低減できる可能性もあるという見通しもたてておられました。

日本の国土は狭いと言われますが。
南北に2000kmと程長くなっているわけですから
保管費用と配送費用のもっともバランスの取れた物流運用というのが
これからの高コストになっていく輸配送手段の中で見直しをされていく
内容になっていくのかもしれません。

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