カーオブザイヤーにドイツ車
2013年度の日本カーオブザイヤーにドイツの自動車メーカー
フォルクスワーゲン社のゴルフ7が選ばれました。
30年以上の日本カーオブザイヤーの歴史の中で日本車意外が選ばれたのは
初めてだそうです。
以前も、先進の性能、デザインなどが評価された外国車は多数ありましたが、
国内で販売される国産車に比べて、価格も高く、価格と性能の対比で考えると
国産車の方が魅力的な内容になっていました。
しかし、近年の欧州車メーカーの車は、同じ装備や性能を加えると国産車と
ほとんど変わらないくらいの価格で購入できるまでコストを下げてきています。
最近では同価格帯の国産車の方が見た目も安く作ってあるように見える
ケースも多い気がします。
国産車メーカーは日本国内で競争に打ち勝つべく様々な戦略を練って商品を
開発しているのでしょうが、少しでも価格を安くするという目的の為の手段が
目に見えるコストダウンという結果になっているのかもしれません
今回グランプリを得たフォルクスワーゲンではコストダウンの手段を
安価な生産が可能な地域で統一されたモジュールによる効率的かつ一定品質が
保てる生産手段を確立し、安価で高品質な製品を生産する手段を確立してきました
以前は日本人の為の製品を日本人が作り、選ぶという物の作り方、買い方が主流でしたが
アップルが圧倒的なシェアをもつスマートフォンを見てもわかるように
今は、世界的企業が、世界全体の為に作った出来のよい商品を日本人も選択するという
買い物の仕方に変わってきているように思います。
そいういった意味では、日本人のモノを選ぶ時の思考が、日本独特のモノから
世界の人々と同じような価値観に変わってきているのかもしれません。
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