クールジャパンなんていっているけど
先日、妻とシュガーラッシュという映画を見てきました。
子供向けの映画とタカをくくっていたのですが、
思いのほかしっかりした内容で、大人の干渉にも耐えられるテーマや演出が
盛り込まれた面白い映画でした。
舞台となるのはテレビゲームの世界というファンタジー映画なのですが
そこに登場するテレビゲームが80年代に日本で製作された
アーケードゲーム(ゲームセンターのゲーム)の数々で
かつて、日本が世界を席巻したゲームのキャラクターなどが多数登場をしていました。
私も子供の頃に遊んだことのあるモノが多く登場し、胸が熱くなったり、笑ったりしましたが
この映画をつくったアメリカのディズニーのスタッフにも、多少なりともこれらの
ゲームは思い出となっていたのだと思います。
先端技術だけでなく、それを利用したユニークでユーモア溢れる製品を次々と
生み出していた80年代の日本。
海外でもそういった製品は、興奮や憧れと共に評価されてきたんだろうなぁと
感じました。
いま、政府はクールジャパンを売り出すだめにあれこれ策を練っているようですが
あれこれ練った策で人の心を感動させることができるのでしょうか?
情熱やユーモアやユニークさをあわせもって、世界に広まった
80年代のテレビゲームのキャラクターを見ると、
あの頃の勢いのあった日本製品と今の製品にはなにか根本的に違いが
あるような気がしてなりません。
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