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2013年4月25日 (木)

トヨタL&Fカスタマーセンター見学そして自動車の部品の品質管理

昨日、トヨタL&Fカスタマーサービスセンターに行き、4Sについてのセミナーと物流施設の見学を
してきました。

トヨタ自動車の提唱するトヨタ生産方式にjは、
「ジャストインタイム」「自働化」など有名な文言がありますが
基本的な考え方は

1、減価低減を目指すために「ムリ」「ムダ」「ムラ」を徹底的に排除する。

2、「ムリ」「ムダ」「ムラ」はすべて業務内における【正常】か【異常】かだれにでも判断できる基準と表示を用いて判断をし、
【異常】発生の場合、発生時点でその原因を究明して対策=改善をほどこす
これにより、業務の合理化と同時に品質向上を達成させる。

3、その為に必要なことは働く人たちの意識づけである。


まとめるとこんな感じでしょうか?
言うは易し、しかしこれを実行して定常化させるのは難しい
だから実行しているトヨタなどの企業は強い、そして顧客にも信頼される会社になれるという
ことなのだと思います。


こういった考えは、トヨタだけでなく、国内の全ての自動車メーカーに共通しているものだと思います。

しかし、この従業員全員に対する意識づけ、ルール付けという点において
どこまで徹底できるのか、厳密な管理ができるのか、

気になるニュースが入ってきました。

>>>>>>>>>>>>>>
三菱自動車、アウトランダー PHEV駆動用リチウムイオンバッテリーの溶損・短絡問題は地面への落下による衝撃が原因
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20130424_597422.html

具体的には、電池セルの正極側にある「正極集電体」と呼ばれる個所で短絡が発生した。その原因は正極集電体に過大な衝撃が与えられたことによるもので、「調査を進めた結果、テーブルから電池セルを地面に落下させたという事象があったことが判明した。通常、落下させた電池セルは不具合品として排除されているが、これが排除できなかった可能性がある」(
>>>>>>>>>>>>>>>
要点をまとめると
三菱自動車の最新鋭プラグインハイブリッドに出火事故が発生、その原因を突き止めたところ
電池製造メーカーの品質管理にて、作業員が電池を落下させたがそのまま良品として使用してしまった

と、いうことらしいです。

検品、検査業務において、このような事故はあってはならない事象なのですが
本来、厳重な品質管理が徹底されるように教育されている(はず)の自動車部品メーカーで
このようなミスというのは、昨日のトヨタL&Fでの講義、見学をした直後だけに
考えさせられるものがありました。

厳密なルールの中にも見落としがあり、また作業員1人があいまいな判断をしてしまうことで
とても大きな損失につながるということがこうして実際起こっています。

作業員全員への意識付けの重要さを改めて感じたニュースでした。
トヨタの事例を見た直後だったので、

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