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2012年11月27日 (火)

軽自動車を捨てた会社と再建した会社

ホンダの軽自動車が売れ行き好調だそうです。

軽自動車のシェアは長らく、ダイハツ、スズキの軽自動車専売メーカーが
トップのシェア争いをしていて、
ホンダ、三菱、スバルなどその他のメーカーの売れ行きは芳しくありませんでした。

特に、軽自動車のパイオニアともいうべきスバルにいたっては、
トヨタ自動車との業務提携と同じくして、50年近くつづいた軽自動車の生産から撤退をしています。
その結果、スバルの生産する車は普通乗用車がメインとなり、
開発や生産設備を普通乗用車に振り分け、かつ、中心となる販売地域を
北米、中国向けに特化するという手段で、ここ最近高い収益を上げています。
スバルの場合は、それに加えて、安全技術として暖めていた「アイサイト」という技術が
ブレークし、国内の好調な販売を牽引しているということもありますが

それにしても、ホンダの軽自動車の開発にかける意気込みと
出来上がった製品のレベルの高さには驚かされます。

今、国内で、ユーザーが求めている車の形は軽自動車であり
かつ、その価格設定や内容に競争力のある商品を開発して提供しなくては
勝ち目がないということをわかっていて、そして作り上げた渾身の商品だと思うのです。

ただし、このすぐれた商品は日本国内専売となっているだけでなく
税務の上でもかなり優遇されたいびつな商品であることが悔やまれます。
おそらく、世界で一番競争力のある自動車は軽自動車だと思います。
これが世界の人に認められて売れるような商品になれるかどうか
いろいろと見極めて新しい制度を作っていったらよいのではないでしょうか?

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