光学メディアのこれから
Appleの新型imacとMacbookには光学ドライブ、DVDやBDディスクドライブが
内臓されなくなりました。
いままでは、自宅で映画やテレビの録画を見たり音楽を聴く場合、
CDやビデオテープやDVDなど、情報を保存する外部メディアが必要でした。
ビデオが一般家庭に普及しだしたのが1980年後半だったと思いますが。
VHSテープで提供される映画などは、レンタルビデオ店で借りたり、
音楽はCDを購入したり、やはりレンタルCDを借りたりしました。
メディアはVHSテープからDVD、レコードからCDなどへ変化していきましたが、
いづれにしても、店頭に出向いて、情報の記録されたテープやディスクを
買ったり、借りたりすることが必要だったわけで、
そこには、テープやディスクを製作してプレスするメーカーや
製品としてテープやディスクを運搬する流通、そして小売店舗といった
商品を販売するまでになりたつ流通経路があったわけです。
しかし、インターネットが普及し、
自宅にいるだけでなく、外部でも、高速大容量のデータダウンロードが可能になった現在、
これまでのように、映画や音楽はメディアを介して視聴する方法から、
ネットにつないで利用する、メディア不要の時代になってきました。
パソコンやHDD録画装置に光学メディア装置が装着されなくなり
すべての情報が店舗経由からではなく、ネット経由で入手する世界が
まもなくやってくるでしょう。
まだ、産業として、CD、DVD販売やレンタルは生活に密着をしていて、
それをしたささえする各企業の努力もあり、
すぐに無くなってしまうという状況ではないかもしれませんが、
いままでこのようなサービスを提供していた企業は、まったくあたらしい
考え方、サービスの提供を考えなくてはならない状況ですね。
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