サービスなんて無料なのがあたりまえ?!
「あたりまえ体操」を知っていますか?
お笑いコンビ COWCOWのショートコントで流れる歌なんですが、
会社ずっとさぼっていると ~ クビ!! ~ あたりまえ体操 ♪
といった、こんなことしたら、こうなるけどあたりまえ・・・な事をわざわざ言うという。
とにかく、いま小学生に大人気らしいです。
先日こんなニュースを見かけました。
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ZOZOTOWN代表、ツイッターで暴言?!
問題となっているツイッターの内容>
詐欺??ただで商品が届くと思うんじゃねぇよ。お前ん家まで汗水たらしてヤマトの宅配会社の人がわざわざ運んでくれてんだよ。お前みたいな感謝のない奴は二度と注文しなくていいわ。 “@sr_1125: 1050円なくせに送料手数料入れたら1750円とかまじ詐欺やろ〜 ゾゾタウン。”
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顧客の送料手数料込みで1750円の価格が詐欺だという発言に対して
過激な返答をしてしまったがゆえに、各方面で代表が叩かれているということですが、
ネットアパレル通販最大手のゾゾタウンでも、アマゾンの送料無料の方針と
それを享受して、「送料無料はあたりまえ」という感覚になっているユーザーに対しては
非常に神経質になっているのだと思います。
この「送料無料なんてあたりまえ」と日本のユーザーが思うこと
我々物流事業者にとってこんなに恐ろしいことはありません。
物を買う、手に入れるという行為の中に、商品そのものの価値以外は
代価として一切みとめない。
そんな風潮がまかりとおってしまったら、どうなってしまうのでしょうか?
発言内容の過激さは非難されるかもしれませんが、ゾゾタウンの社長の言葉は
われわれ物流事業者からすると、よくぞ言ってくれたと思うところもあるのです。
楽天も送料無料を打ち出すために、事業者に対して対応を図っていますが
送料無料化を図る事業者の51%は、送料負担分を自社負担で対応することを
検討しているそうです。(10月18日 日本ネット経済新聞記事より)
サービスを代価として求めない風潮は昔から日本にはありましたが
その結果、商品そのもののコストダウンが余儀なくされる、
そういう状態が「あたりまえ」になってしまったら、
日本国内で流通する商品の商品価値としての競争力は
諸外国に比べてどんどん下がっていくことも考えられます。
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