思い込みの怖さ
会社の食堂に設置してあるテレビの修理にきた電気屋が
首をかしげながら食堂から出てきた。
会社のテレビが故障したので呼ばれてきたが
リモコンのスイッチが【地上波アナログ】に入っていただけで
【地上波デジタル】スイッチを入れたら普通に見られたとのこと。
食堂のテレビが見えなくなったという話は聞いていなかったので
修理呼び出しまでの経緯までは把握していなかったのですが。
どうやら
1、台風が来た日、テレビが見れなくなった
↓
2、台風の影響でアンテナかどこかが故障したのだと思った
↓
3、アンテナの故障だと素人には修理できないので電気屋を呼んだ
ということらしいですが
ここの「台風の影響でアンテナが故障したと思った」のは
そういう可能性があるという思い込みであって、
実際は、台風が来た日に、誰かがリモコンの【地上波アナログ】ボタンを
押していただけのことだったわけです。
世の中、生活していく中で、往々にしてこうした思い込みによる
間違いや無駄な労力というのは発生したりすることはあります。
ただ、怖いのは「思い込んで」しまったが最後、他の考えや視点に
移れなくなってしまうことだと思うのです。
今回のことも、テレビが映らなくなったということに対して
「アンテナが壊れた」と思ったとしても、
・別の要因を考えてみる(視点を変える)
・他の人に意見を聞いてみる(問題、情報の共有化、別経験での補助)
こういったことを心がけるだけで、簡単に解決できたはずなのですが・・・
なにやら、電気屋がくるまでの数日間、食堂のテレビが利用できなかったそうです。
仕事の上でもこういった「思い込み」の怖さはみんなが意識していくことが重要だと思います。
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