コストコで買い物
先日の日曜日
前橋市郊外にある、コストコ前橋店に家族でいってきました。
うわさには聞いていましたが、倉庫をそのまま店舗にしたような建物の中に
日本のスーパーではあまり見られないようなサイズの食品がならび、
また、家電や衣料品、生活雑貨もならんだ様子は圧巻でした。
どれもこれも、かなり割安に感じる価格になっていて、
会員権が必要なシステムであったり、
やはり日本ではあまり見かけないくらい大きなショッピングカートを利用する
買い物風景であったり、
もの珍しさや感心することしきりな買い物をしてきました。
全体的にとても安く買うことができるようになっていましたが
陳列されている商品はお世辞にもディスプレイされているといった様子ではなく
また、接客担当やレジ担当の人員も極力削って、モノを買う労力が
買い物客に集約するようなシステムになっているところが特徴的だと思いました。
買い物をするために負担する会員権も1人あたり4200円とけっして安くはありません。
10万人の来場が見込めれば、それだけで4億円の会員権収入になるわけで
設備投資の一部がそれだけで回収できてしまうのでないかと感じます。
ですが、こういった会員権の制度も、サービスや陳列の手間を省く運用も
ローコストな値段という顧客の要望に添ってできた仕組みで
利用者がそれを理解して買い物を楽しむというのは、店舗側にも顧客側にも
メリットのある、よく考えられた仕組みだと思いました。
私たちはサービスや接客にどれだけのコストがかかっているのか
あまり意識しないで買い物をすることが多いのですが
こういったことを機会に、モノの値段の中にどれくらいサービスという気持ちよさの値段が
含まれているのか、考えてみたいと思いました。
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