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2011年9月

2011年9月29日 (木)

モノつくり日本の危機感

大学の友人から教えてもらった、とあるブログに掲載された小話です。
とてもわかりやすいたとえだったので転載しました。

http://d.hatena.ne.jp/mizuiro_ahiru/20110914/p1


今の日本の姿に危機感を持っている人が考えた話だと思います。
先に私なりの感想を書かせてもらうと、とてもわかりやすいたとえになっている反面
製造業という仕事に価値が無いという風にとらえられかねない内容だけで
終了しているのがちょっと残念です。
未来永劫日本という国からものづくりがなくなることはないと思うし、なくならないと思います。
大切なのは、その作るモノにどれだけの高い価値を付随することができるのか
オンリーワンの技術、アイディアを世界にどのように認めてもらえるようにするのか
そしてその価値を高い価値として、値段にも反映させた形で提供することができるのか
そんなことが大切だと思っています。


>>>>>>>>>>>>>>>>>

製造業は新入社員の仕事

2011年秋、世界経済株式会社・本社ビルの廊下。中堅社員の日本君がペットボトルのお茶飲料を飲みながら休憩を取っていると、いきなり肩をバンと叩かれました。

米先輩「よう!ニッポンちゃ~ん、お疲れさん。どうした、しょぼくれた顔して。最近元気ないねぇ。」

日本君「あ、アメリカ先輩。お疲れ様です。…なんか最近…、僕の仕事が少なくって…。」

米先輩「あー、イマドキの新入り連中は仕事憶えるの早いからねー。」

日本君「ていうか聞いて下さいよ。あいつらズルいんですよ。」

~~~回想シーン~~~

韓国君「チョリーッス、ニッポン先輩。この仕事の仕方ぁ、オレに教えて下さいよチェケラッチョ。」

日本君「あ、韓国君。君は勉強熱心だね(ちょっと生意気だけど…)。この仕事かい?。いいよ。これはね、こうやって次にこうやって、それでこう仕上げて。」

韓国君「Hey,YO。こうやってこうやってこうっスね。わかりっしたぁ。じゃあこれ、次からオレの仕事っスから、ニッポン先輩はもう、あっちいってて下さいっス。」

日本君「え?、だってこれは僕の大事な…。」

韓国君「何言ってんスか。KOやってKOやってKO。もうオレ一人で出来るようになったッス。てかチョンチョンってひと工夫して、Come on!ほらもう俺の仕事の方が先輩より上っスね。俺の方がずっと給料安いしー、会社も『次からはこの仕事韓国君に任せるよ』って言ってるっスよ。OK,baby。先輩、もうこの線からこっち入っちゃダメっすYO!、俺の仕事っスからね。Bye NOW。」

日本君「え、そんな…。」

中国君「おい日本先輩。俺にも仕事教えるアル。」

日本君「…(もっとイヤな奴が来た)。」

中国君「あれ?、どうしたアル?。仕事教えない気アルか?。じゃあいいアル。米先輩か独先輩か仏先輩あたりに聞くアル。あー、それか韓国チビに聞くアル。あいつクソ生意気アルよね。俺よりちょっと早く入社しただけのチビのクセして。サヨナラアル。」

日本君「あ!、中国君。何も教えないなんて言ってないよ。これはね、こ…

中国君「あーーー!。もう完璧に理解したアル。私、天才アルね。」

日本君「え?まだ何も説明して…

中国君「ほらこう。(ガン!)こうアル。(ガン!ガン!バキッ!)こうやって…ん?、あれ?壊れてるアル。」

日本君「いや、だからそれじゃ全然できてないよ。それはそうじゃなくて、こ…

中国君「あーーー!。わかった。私ヤパ天才アルね。こうネ。(ガガッ、ガッ!)いや違うか。(ボンッ!!!)」

日本君「あ、危ない!。中国君、大丈夫?。」

中国君「ふー。危なかたアル。日本先輩は教え方ヘタクソあるね。」

日本君「え?」

中国君「まぁダイジョブ。こういうのはやってるうちに出来るようになるアル。だから先輩はもういらないアル。」

日本君「えぇっ!」

~~~回想シーン終わり~~~

米先輩「はははっ。面白い連中だなぁ。」

日本君「笑い事じゃないですよ。」

米先輩「そう言うがお前だって昔ウチに入社してからずいぶん、俺や独先輩の仕事を丸々コピーして憶えては奪い、憶えては奪いしてたじゃねーか。同じだろ。」

日本君「そんな。コピーするにしても、僕はもう少し礼儀正しくコピーしてましたよ。」

米先輩「大差ねーよ。」

日本君「それに、あんまり仕事憶えるのが早過ぎるって先輩に怒られて、しばらく自主規制したこともあったじゃないですか。」

米先輩「あー、むかーし、そぉんなことも…あったっけか…。」

日本君「イヤ結構最近までありましたよ。で、僕はあの時に心に刻んだんです。製造業を極めよう。ちょっと金持ちになったからって、自分で汗を流して油にまみれるのを止めたりしないと。」

米先輩「ほーお。」

日本君「製造業を馬鹿にしちゃだめだって、製造業を僕の生涯の仕事にしようと。アメリカ先輩みたいに『脱工業化社会だ』とか負け惜しみみたいなこと言って僕にどんどん仕事譲ったら、その後随分長い間、先輩の業績悪かったじゃないですか。」

米先輩「お、言うねぇ。」

日本君「だから、50年代の安いブラウスの縫製やおもちゃ作りから始めて、鉄鋼、造船、機械、電機、80年代の半導体、自動車まで、ずっと長い間、会社一の製造業担当社員の地位を確立できたんです。僕は他の誰より努力もしたし、他の誰よりも製造業が得意で優秀なんです。」

米先輩「いや、それは違うだろ。」

日本君「え?。」

米先輩「製造業は、もともと新入社員の仕事なんだよ。お前だけでなく誰でも。お前がずっと会社一の製造業担当社員を続けられた理由は、たまたま偶然、お前が50年代に入社した後しばらく新入社員が入ってこなかった。80年代ころまで、ずっとお前が会社で一番若手で一番の安月給だった。ただそれだけだよ。」

日本君「え?。」

米先輩「韓国君や中国君を見ろよ。衣料品、おもちゃから始めて、鉄鋼、造船、機械、電機、半導体、自動車まで。全部お前が過去にしてきた仕事を同じ順番で憶えてきてるじゃないか。インド君やベトナム君や、バングラデッシュ君だって習得中だ。お前が真面目で努力したのは認めるが、自分だけが何か特別な才能があるとか、人とは違う何かを成し遂げたとか思うのは、とんだ勘違いだぞ。」

日本君「そんな…。」

米先輩「ていうか、オレたち世界経済社に入社して、最初に製造業の仕事憶えなかったら何の仕事するんだよ。とりあえず、最初は製造業から。それが基本だろ。インド君みたいにITを先に憶える方が珍しいんだって。」

日本君「でも…。」

米先輩「お前は知らないかもしれないけどさ、お前が来るまでは、実はオレが一番の若手だったんだよ。」

日本君「そう…でしたっけ。」

米先輩「そうさ。オレも英先輩から鉄鋼を、独先輩から自動車を、みたいに次々仕事を憶えて奪ってきたんだ。お前よりもずっと長く最若手だったから、いつか後輩が入ってくるってことを忘れてたよ。だから、お前に仕事取られた時は少しあせったけどな。」

日本君「でも、先輩は最近だって仕事で大失敗して、会社中に迷惑かけたじゃないですか。独先輩や仏先輩も迷惑そうでしたよ。アメリカ先輩自身、今も業績あんまりよくないですよね。」

米先輩「確かに、あれはマズったね。でもさ、それでも俺の仕事は1990年の8兆270億ドルから2010年の13兆880億ドル*1まで63%伸ばしてる。それに引き換えオマエは、1990年の447兆円から2010年の540兆円まで21%しか成長してない。」

日本君「ぐぬぬ。」

米先輩「後輩の韓国君は20年間で実質GDPが2.8倍*2に、台湾君が2.7倍*3に成長している。英先輩でさえ48%*4成長している。」

日本君「でも、僕は製造業をしたいのに取られたから…。」

米先輩「お前が成長しないのは、いつまでも製造業ばかり特別扱いして、『脱工業化』を悪いことのように決めつけて新しい仕事を憶えないからだ。昔覚えた仕事の改善提案ばっかりでお茶濁して、実はこの20年間、新しいことに一番挑戦してないのはオマエだよ。自覚してる?。」

日本君「そんな…。」

米先輩「俺だってさ、製造業から完全に足抜けたわけじゃないぜ。オマエ知ってる?、iPhoneって俺が作ったんだぜ。」

日本君「知ってますよそれくらい。僕も持ってますから。」

米先輩「でもさ、あれ、俺がやったのはアイデア考えて開発するまで。シンドイから作るのはぜーんぶ新入りの中国にやらせてっから。あれを思いつけるのは社内でも俺様だけ、だけどさ、組み立てるだけなら安月給の中国にもできるだろ。」

日本君「…。」

米先輩「しかもさ、中国の奴、朝から晩まで組み立て続けてヒーヒー言ってるけど、結局儲けは大半俺の給与につくようになってんだぜ。」

日本君「そんな、ズルいですよ。自分では汗流してないのに…。」

米先輩「ズルくはねーだろうが。中国と俺がお互いそれで納得してんだからさ。あいつはあいつで今できる事をしながら、『次は俺がこれを考えてやる』ってメラメラ燃えてんだからそれでいいじゃん。んで、俺は俺で空いた時間使ってiPadとかiCloudとか次のネタ考えてるわけ。オマエもさ、いつまでも『自分で汗流して…』とかガキみたいなこと言ってんじゃねーよ。」

日本君「そんな、いくら先輩だからって、製造業の悪口言わないでください。汗流して働くのは正しいことなんですから。」

米先輩「ていうかオマエさぁ、いつまでも新入社員の仕事ばっかしてて、このままずっと給料もらえると思ってないよね?。」

日本君「え?。」

米先輩「いやマジで、会社そこまで甘くないって。ほんとそろそろ中堅社員らしい仕事憶えないと、もうオマエのする仕事なくなるよ。最近はやたら新人がたくさん入ってきて貪欲に仕事憶えてるし、そのうち会社にオマエの居場所なくなるよ。」

日本君「え?、え…。」

米先輩「じゃあな。早く仕事覚えろよ。」

2011年9月28日 (水)

流通研究社取材

本日、月間マテリアルフローを発行している、流通研究社による
雑誌取材をうけました。
弊社のいままでとこれから、そして企業ポリシーなど
色々とお話させてもらいました。

何か進展がありましたら、このブログでも報告いたします。

2011年9月27日 (火)

新画像追加

社長の写真室に新画像を10点追加しました。

よろしかったらご覧ください。
http://himawari-yourhands.co.jp/syasin01.html

2011年9月26日 (月)

麺−1グランプリ

昨日、館林市で、全国の麺類食品グランプリを決める催し
麺−1グランプリが開催されました

50数店舗の出展に対して、5万人以上の来場者が訪れたということで
たいへんなにぎわいをみせていました。

今回、グランプリに輝いたのは
「大正五年創業 上州板倉 原田製麺」の「きゅうりの冷や汁」で食べる地粉うどん
でした。

トマトキムチうどんやチーズカレーうどんなど
今回のイベントにあわせたような変わり種うどんやラーメン、あと
こういうイベントで多く出展される焼きそばなども多く出展されていたのですが

上位入賞5位のうち、4つがうどん系で
しかも優勝は、地元では夏場によく家庭で食べられている「きゅうりの冷や汁」だったので
やはり地元の人たちの嗜好が良く出たイベントだったと思います。

私の従兄弟のラーメン店も出展していたのですが
出展したのはあまり奇をねらわない感じのネギラーメンだったのですが
これが会場ではとても評判がよく
やはりこういう場だからこその王道の出展が正解なのだなあと実感しました。

ちなみに
きゅうりの冷や汁というのは
キュウリの薄切りがたっぷりはいったゴマと味噌の冷たいつけ汁に
冷たいうどんをつけて食べる、館林周辺ではメジャーなうどんの食べ方です。

っていうか、これって全国でも同じ食べ方していると思っていたのですが
珍しい食べ方らしいですね。ウチの嫁も、弟の嫁さんも妹の旦那さんも知らなかったみたいだし
このキュウリの冷や汁をチョイスしたあたりが
グランプリを獲得できた最大の要因なのかもしれません

Img_5256

Img_5274


2011年9月22日 (木)

台風がすぎさって

昨日の猛烈な勢いの台風も過ぎ去って
やっと涼しくなってくるか・・・と思ったのですが
今日もけっこう暑く、また、激しい雨も降る、秋晴れとは縁遠い天気でした。

台風は、弊社のある館林、千代田町のまさに真上あたりを通過したようなのですが
幸いなことに、浸水や家屋倒壊などのトラブルもなく
今日は通常営業をすることができました。

明日から連休です
秋の行楽に適した天気になったらいいですね

2011年9月20日 (火)

すごしやすくなってきました

昨日まで30度以上の猛暑がつづいていましたが
今日は雨の影響かとても過ごしやすい1日でした。

車についている外気温計が35度とかさしていると
9月中旬すぎたのにいつまで暑い日がつづくんだと
ゲッソリした気持ちになったものですが
今日は20度を指していて
暑くも寒くもないちょうど良い感じです

そういえばまだ秋物の服を出していませんでした
急に寒くなってもこまるなあ・・・

2011年9月15日 (木)

社長の写真館の更新予定

社長の写真館の更新が滞っておりますが

9月20日前後には数点の新作を掲載する予定です。
お楽しみに!

2011年9月 9日 (金)

成果がでてくると

現在運用している業務で
期間内で同じ製品を加工する作業をしているのですが

現場担当者と小さな改善を繰り返していて、
日々の生産数が少しずつ上昇しています。

作業結果報告をする現場担当者も、日々の実績が上向いているのが
実感できるので、報告の声に自信がみなぎっていて頼もしいです。

大きなことではないのですが
こういうことで従業員が少しずつ経験をつんで
実績があげられるのが私としても嬉しいことだったりします。

2011年9月 6日 (火)

変われること

私事で恐縮ですが

昨年の9月5日に結婚式をあげまして、昨日でちょうど1年たちました。

この1年の間、社内の業務統合、事務所統合、社名変更など
会社内で様々な改変、改革を実行してきました。

また、子供も生まれ、住む場所も変わり、生活の様式も一変しました。

人間、歳をとると生活のリズムや習慣、仕事の仕組みなど
変えたくない、変わりたくないと思うことが多くなります。

そんななか、
以前、ビートたけしが車のコマーシャルで言っていた言葉を思い出しました。

たんなる宣伝の為のコピーを超えたなにか心にしみるよい内容だったので
健忘録をかねて掲載したいと思います。


<変われるって、ドキドキ。>

元気ですか?
近頃の若いやつはって、ちゃんと言えてますか?
2000年とか21世紀とかに追いついていますか?
ところでどうしましょう? これから。
今の自分に満足ですか? 頑張ってきましたもんね。いい人生でしたね。
じゃぁ、さようなら。まだ次の自分があると思うなら、どうぞ生きて下さい。
オイラがこのカローラの仕事に呼ばれたとき、変だなって思った。
正直オイラ、カローラに乗りそうにないしさ。良くできた車らしいけど。
うまく話せるかねぇ。
でも、どーもこーゆーことらしい。オイラ今53。正真正銘のおじさんだ。
もちろん芸人とサラリーマンは違う。でも、変わっていく時代の中で、
おじさん芸人も、そうじゃないおじさんやおばさんも、ふた通りしかいない。
変わるやつと、変らないやつ。ピ、ピ、ピ、ポーン! 新しい時代をお知らせします。
テレビが毎日叫んでる。2000年だ。21世紀だ。大変だ。
時代が変わる。そりゃけっこー。でも時代って誰だ?
変わらなきゃいけないのは、あんたじゃないのか?
本当に変わってゆくことは、インターネットがとうしたこうしたじゃねーだろう?
もう少し優しい自分だったりするだろう?
因っている人を見て見ぬふりをしないことだったりするだろう?
ちょっとした勇気だったりするだろう?
普通のあんたが変わって、はじめて本当に新しい時代がやってくる。
あんたが強く変われば、世の中も優しく変われる。
そう考えりゃ21世紀もいいきっかけだ。オイラ乗っちゃうよ。
だって変われるって、ドキドキしねえか?
カローラだって変わっちゃう時代なんだぜ?
照れくさいこと言った。忘れてくれ。アリガト。サヨナラ。
変われるって、ドキドキ。

2011年9月 5日 (月)

1時間の通勤で

現在住んでいる前橋市から勤務場所である館林市や千代田町までは
車で50分〜1時間ほどかかります。

往復で約2時間を車の運転に費やしているわけですから
1日にしめる割合は1/12 8.3%ほどはムダにしている計算になります。

しかし、自分にとってこの通勤時間は
いまの会社の仕組みやこれからの展望、営業企画などを頭の中で組み立てたり
ふとした思いつきがわいて来たりする大切な時間だったりします。

音楽家や漫画家が
散歩をしている最中にアイディアが浮かんだり降りてくることがあると
聞いた事がありますが、
ほんとうにそういうことはあると思います。

要は、脳がリラックスしつつ、一人でなにか思慮できるまとまった時間が
生活の中では中々とれないということなんだと思います。

2011年9月 2日 (金)

9月になりました

今日から9月です

1日から、私が担当していたプロジェクトが同時に本運用というスケジュールとあって
別々の場所の運用管理、確認に追われています。

基本的には従業員を信じて業務を組み立てますが、
どのような環境、進行、結果が望ましいのか
正確に伝えて、動向を確認し、ズレを修正するには
現場のチェックが欠かせません

とくに立ち上げには自分を含め担当スタッフも
かなりの労力を感じていると思います。

ですが、最初の踏ん張りどころを乗り越えれば
成功の道筋が見えてくると思っています。

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