モノポリー経済論
以下、日経ビジネス8月8日号読みどころメールより抜粋>>
世界中に愛好者がいるゲームに「モノポリー」があります。英語で「独占」を意味
するこのゲームはもともと米国生まれで、参加者は双六(すごろく)の要領でボード
上を周回しながら、不動産を購入していきます。他の参加者と取引するなどして、同
一グループの不動産を揃えると、一気に資産価値が高まり、他の参加者から高額な賃
借料を徴収できるようになります。
私の経験では、ゲームの前半で不動産を獲得できた者はそれを交渉のカードに使え
るので、ゲームを優位に運べます。逆に不動産を持てなかった者は支払いが膨らみ、
最終的に破産に追い込まれることが多いようです。終盤での大逆転劇はそれほど起き
ません。
現在、世界中で起きている資源の争奪戦はこのゲームに似ています。原油、貴金属、
レアメタル(希少金属)、食糧、水産資源など、あらゆる市況商品を巡って、獲得競
争が繰り広げられています。資源を持つ者はそれを交渉のカードにして、さらなる資
源の確保に乗り出せます。1つの資源を「独占」に近い状態まで持っていけば、かなり
優位な立場を築けます。一方で、「持たざる者」は常に交渉が後手に回ります。
モノポリーに例えれば、今の日本の状況は、決め手となる交渉のカードを持てずに、
ボード上を周回しながら、高騰していく賃借料を支払い続けている状況でしょうか。
このままでは国も企業も次第に懐事情が苦しくなっていきます。足元では円高対策が
危急の課題となっていますが、もう1つの忍び寄る危機にも目配りが必要です。今号の
特集では、日本が「資源力」を磨く術(すべ)を検証しました。
>>ここまで
世界中で愛されているボードゲーム「モノポリー」
過去、日本人で世界大会で優勝した人もいるようです。
齢40をこえた私も、これに似たゲームをいまだに遊んでいます。
「いただきストリート」というゲームです。
もう20年以上前に初代ファミコンで発売されたこのゲームは
いまだに根強いファンに支えられて、新作が作られているゲームなのです
内容は「モノポリー」に準拠していますが
コンピューターゲーム機ならではの機能が搭載されていて
特に、株の運用で資産を増やしたり、対戦相手を陥れたりするシステムは秀逸で
旧友4人があつまるとこれに興じて1日が終わったりします。
もしご存知で、このゲームお好きな方がいらっしゃいましたら是非ご連絡下さい。
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